コインチェックのカルチャーについて、私が考えていることです。

「理念」「ミッション」「バリュー」「人事制度」「ブランディング」etcについて、定期的に考えています。その中で思ったのですが、「理念」も「ミッション」も「人事制度」も「ブランディング」も、全て**「暗号資産市場で成長する(利益を出す)ために」**という基本に立ち戻ると全て一本筋を通して決めるのがよいのでは?と思っています。

というのも、会社の「理念」も「ミッション」も「暗号資産市場で成長(利益を出す)」して、はじめて実現できます。

会社の「バリュー」も「人事制度」も「ブランディング」も「暗号資産市場で成長(利益を出す)」ための手段だと思います。

コインチェックは、主に、暗号資産市場を、戦う市場と定義しています。(バーチャル株主総会は一旦除く。)この市場を選択しているという時点で自ずと、この市場特性に適した(この市場で競合に勝てる)「バリュー」や「人事制度」や「ブランディング」を作る必要があり、それを作ることで、会社が長期的に成長できるのではないか?と考えてます。

それでは、この市場の特性とは、どんなものなのか? 個人的には、以下の6つの特性があるのだと思っています。

市場特性

①規制産業

②不確実性が高い

③相場依存度が高いビジネスモデル

④テクノロジーの進化が速い

⑤金融&テクノロジーの交差点

⑥学習コストが高い

この6つの特性を踏まえると、自ずと「バリュー」や「人事制度」や「ブランディング」は規定されるのではないか?と考えています。

①規制産業 → 倫理観(誠実/フェアー/合目的)が最も重要

我々は、規制業種/他人のお金をお預かりして信頼していただき成長できる市場で戦っています。そのため、社員の法令遵守や倫理観(誠実/フェアー/合目的)が最も重要です。