Q. 当時の会社の事業内容・売上・従業員数・事業フェーズを教えてください。
A. 「株式会社Almondoは、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップとして2023年2月に創業しました。主に大手企業向けに、AI活用のコンサルティングやカスタマイズAIの開発を行っています。
売上は、数億円規模、正社員は6名、業務委託を含めて30〜40名程度の体制でした。自己資金のみで、黒字経営で自走し、創業から1年10ヶ月で、上場企業TENDAに株式の51%を譲渡し、グループインしました。グループイン直後のPMIが開始され、第2創業フェーズに入り非連続な成長に挑戦するというタイミングでした。」
Q. どんなきっかけで大塚と出会いましたか?
A. 「高校と大学(灘高校・東京大学)の先輩であるPacificMetaの岩崎さんから紹介いただきました。岩崎さんは、大塚さんと毎月 コーチングを行われています。岩崎さんに、私の相談をしていたところ、“自分もコーチングを受けている大塚さんという方いるので、会ってみないか?”と紹介されました。大塚さんのNasdaq上場のお祝い会に同席させていただいたのがきっかけです。」
Q. 大塚とはじめて会った時、どんな印象でしたか?
A. 「コインチェックを10年の経営されているので、経験豊富な方なのに、とても気さくで優しく、話かけていただいたことを覚えています。Nasdaq上場のお祝い会の後、サウナで1時間半、2人で、語り合ったのを覚えています。
当時、自分が悩んでいたことを相談すると、話を遮ることなく話を聞いてくださいました。わたしの話が終わると、わたしの悩みに最適な大塚さんの経験談や、日頃学ばれている知見を教えていただき、次のアクションが明確になったのを記憶しています。」
Q. コーチングを受ける前、どのような経営課題や悩みを抱えていましたか?
A. 「経営課題は、大きく5つありました。組織面では、創業者の強力なリーダーシップ経営体制から組織経営態勢への移行。経営幹部の育成。カルチャー作り。経営戦略の優先順位付けと選択と集中。そして、親会社とシナジーを創出するためにの親会社への働きかけ方。などがありました。