私たちはこれまで「STORYS.JP」(現在は事業譲渡)「Coincheck」といった事業を展開してきました。そして今年は「Sharely」というオンライン株主総会のサービスを展開しています。

日々試行錯誤するなかで、事業をやるにあたっておさえておくべきポイントがおぼろげながら見えてきました。

まだまだ挑戦中の私たちではありますが、同じように起業に挑戦中の方のヒントに少しでもなればと思い、私たちが起業するうえで大切にしてきたことをまとめてみます。

キーワードは タイミング 市場選び パートナー選び フラットな視点 思い の5つです。

目次

① 事業は「競争優位性」より「タイミング」

② 大企業が入ってこない市場を選ぶ

③「技術ありき」で考えない

④ パートナーとは「年齢」や「専門」がカブらないほうがいい

⑤ 常識にとらわれず、フラットに見る

⑤ テクノロジーで新しい時代をつくっていく

①事業は「競争優位性」より「タイミング」

まず、事業は参入する「タイミング」がすごく重要だと考えています。遅すぎても早すぎてもダメ。私たちが起業したとき、それにまったく気づいていませんでした。経験してはじめて、身に沁みてわかったのです。

重要なのは「競争優位性」だと思われがちです。もちろんそれも大事なのですが、それよりも大切なのが実は「タイミング」なのです。